看護・リハも知っておきたい間質性肺炎と胸部CT画像-ハニーカムサインとすりガラス陰影-

                     
        
                   
        
                   
      
       

リスク管理のコツ

病態把握には、血液データやフィジカルアセスメントが大切になりますが、何よりもまずは、解剖・運動・生理学等の基礎を理解していることで、病態理解が深まります。

また対象者の画像情報からも、フィジカルアセスメントと一致した初見が見られないかなど、有用な情報を得ることが可能になります。

今回、看護・リハも知っておきたい間質性肺炎と胸部CT画像として、ハニーカムサインとすりガラス陰影についてまとめていきたいと思います。

間質性肺炎とは

間質性肺炎の概要

間質性肺炎は、肺の間質に炎症が起こっている疾患の総称です。

予後不良で治療も困難な事が特徴的です。

間質性肺炎が進行して組織が繊維化したものを肺線維症と呼んでいます。

間質性肺炎では、肺コンプライアンスの低下とガス交換能の低下が特徴的です。

肺コンプライアンス

肺コンプライアンスとは、肺の膨らみやすさの指標です。

肺が硬くなるとコンプライアンスは低下している事になります。

肺が硬くなる原因として、肺胞壁の炎症や組織の損傷があります。

肺コンプライアンスとは、肺の膨らみやすさの指標です。

肺が硬くなるとコンプライアンスは低下している事になります。

肺が硬くなる原因として、肺胞壁の炎症や組織の損傷があります。

肺が硬くなると肺の膨張・収縮能力が妨げられるた肺活量が低下します。

ガス交換能

ガス交換能を考える際には、拡散能力について知っておく必要があります。

拡散能力とは、肺胞と毛細血管の間で酸素、二酸化炭素のガス交換を行う能力です。

ガス交換能を考える際には、拡散能力について知っておく必要があります。

拡散能力とは、肺胞と毛細血管の間で酸素、二酸化炭素のガス交換を行う能力です。

間質性肺炎では、間質が肥厚することで毛細血管と肺胞が引き離されることで拡散能力低下⇨ガス交換能低下となります。

胸部CT画像の基礎

CT画像では、

・骨は「白」
・空気は「黒」
・血液は「白っぽいグレー」
・水は「黒っぽいグレー」
・正常な組織は「真っ黒にはならない」

事を念頭に置いておくことが必要です。

下図は、正常な胸部CT画像です。

https://medicalnote.jp/contents/200916-005-MIより引用

間質性肺炎における胸部CT画像の特徴と読み方

ハニーカムサイン

間質性肺炎では、蜂の巣のような所見が見られます。

これは、「ハニーカムサイン」と呼ばれています。

ハニーカムサインは、肺の繊維化が進行している事を示しています。

間質性肺炎のCT画像
http://junko.kanagawa-pho.jp/patient/disease/interstitial.htmlより引用

すりガラス陰影

すりガラス陰影は、すりガラスのような白い影が確認できます。

すりガラス陰影は心不全でも確認できるものですが、体に過剰な水分が貯留していないようであれば、間質性肺炎の急性増悪を考慮する必要があります。

https://遠隔画像診断.jp/archives/6162より引用

急性増悪時には、いつ調子が悪くなってもおかしくない状態なので、しっかりと身体状況をアセスメントしておく必要があります。

                     
        
                   
        
                   
      
       

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