看護・リハも知っておきたい便秘の種類と対応

                     
        
                   
        
                   
      
       

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リスク管理のコツ

リスク管理を行うためには、対象者が罹患している疾患を把握し、まずは病態把握をすることが重要です。

病態把握には、血液データやフィジカルアセスメントが大切になりますが、何よりもまずは、解剖・運動・生理学等の基礎を理解していることで、病態理解が深まります。

薬剤においては、服用している薬剤がどのような作用があり、一方でどのような副作用があるか、またそこから予測されるリスクを考える事で、リスク管理につなげる事が可能です。

今回、看護・リハも知っておきたい便秘の種類と対応についてまとめていきたいと思います。

便秘と日常生活への影響

便秘があると日常生活に様々な悪影響を及ぼします。

便秘は、長期間便が溜まっている状態です。

すると、腸内では悪玉菌が増殖し、匂いの元になります。

便秘は自律神経の乱れが原因となりますが、便秘によるストレス等が自律神経の乱れを引き起こし、様々な自律神経症状を引き起こしてしまう事があります。

便秘の種類と対応

急性の便秘

一過性

急性の便秘で一過性のものとしては、旅行やストレス、薬物などによる影響が考えられます。

これらへの対応としては、ストレス緩和を目的にリラックスできる状態を保つようにする事が大切です。

何がストレス因子になっているかを把握し、そのストレスを取り除けるかどうかも検討する必要があります。

症候性

急性の便秘で症候性のものとしては、腸閉塞(腸管の内容物がつまり、肛門側に移動できなくなった状態)、腸重積(口側の腸管が肛門側の腸管に入り込むことによって腸が閉塞状態になる)、腸捻転(腸管が腸間膜または腸管自体の長軸を軸としてねじれる状態)などによる影響が考えられます。

これらへの対応としては内科的あるいは外科的治療が必要になります。

慢性

症候性

慢性の便秘で症候性のものとしては、甲状腺機能低下症や大腸がんなどによる影響が考えられます。

これらへの対応としては内科的あるいは外科的治療が必要になります。

常習性

常習性の便秘は腸の運動性が低下しているものと、直腸性の便秘に分けられます。

腸の運動性が低下しているものとしては緊張性便秘と弛緩性便秘があります。

緊張性便秘に対しては、腸の蠕動運動を促す必要がり、腹壁マッサージを行うようにします。

弛緩性便秘は、蠕動運動低下により、大腸内の便の通過時間が長くなり、水分が多く吸収されることで便が固くなることが原因です。

弛緩性便秘に対しては、排便姿勢の検討が必要です。

一般的には、前傾姿勢で踵を浮かせる事で腹圧を変えやすくなります。

直腸性の便秘は、便が直腸に来ているにも関わらず、便意が起こらない状態です。

そのため便の回数が減ったり、便が硬くなってしまいます。

直腸せいの便秘に対しては、座薬や浣腸、摘便を行います。

                     
        
                   
        
                   
      
       

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